Marco Parisi 俺が知ってる天才を紹介する

はい、ギターのまさです。

いやー、ついにきたか。この時が。

みなさんは、この方を知っているだろうか。

天賦の絶対音感

Seaboardistの第一人者

楽器の音色やプレイスタイルを選ばない天才プレイヤー

Marco Parisiという男を。

というわけで、今回は俺が大好きなキーボーディスト&シーボーディストのMarco Parisi(マルコ・パリジ)をただただべた褒めするだけの記事となっております。

この方はね、一言で言うと『ギター少年の夢を具現化した存在』

もうね、好き過ぎてあまり数が多くないMarco Parisiの動画を擦り切れるほど観た。観まくった。

世のギタリストが一度は憧れるプレイスタイルなのではないかと思います。

では、まず始めにそんなMarco Parisiさんについてかるーく説明。

Marco Parisi(マルコ・パリジ)とは…

1989年5月1日イタリア生まれのキーボーディスト。2歳の時、ピアニストであった父親はマルコが自然に絶対音感を持っていることに気づき、3歳の頃にはずっとピアノを弾き続けていたそう。2010年6月、サレルノ音楽院ジャズハモンドオルガン科を満点で卒業し、イタリア人初のハモンドオルガン科の卒業生となる。

聴音のお稽古を受けていない、いわゆる”生まれつき”の絶対音感ってやつですね。

さらには、音楽院を満点卒業するという音楽エリートっぷり。(現在はおそらくアーティスト活動してる)

その卓越した才能を表すかのように、彼のプレイはソロから何からほぼ全部アドリブ。つまり同じ曲でもプレイするたびに違うアレンジになります。

そして、それだけじゃない。

何と言っても、彼の最強の相棒とも言えるSeaboardの登場。彼はSeaboardistの第一人者でもあります。

この楽器の表現力が革命的で、鍵盤上で指を動かすことでチョーキングやヴィブラートが可能なキーボードです。

さしづめ、フレットレスキーボードといったところ。

さらに使用できる音色もギターやベースやサックスなどなど、かなり豊富です。

ちなみに、パリジ本人はこのSeaboardについて「信じられないほどに私の人生を変えた楽器」と語っており、”ピッチ”や”鍵盤”という枠にとらわれない流動的なコントロールができる楽器をずっと夢見ていたそうです。

まさに彼のためにあるような楽器ですよね。

それでは、百聞は一見に如かずということで動画いきましょう。

観ていて楽しい絶対音感プレイを集めてみました。

↑アドリブの歌メロをピアノで耳コピしています。

↑こちらもアドリブに対してすかさず耳コピで返しています。

↑毎回、ただのコピーではなくアドリブでアレンジ効かしてきます。ベースの方です。

↑ギターのアドリブをすべて耳コピし続けるセッションなんかもw。ちなみに、俺はこの動画ではじめてMarco Parisiを知りました。セッションまるまるなので少し長め。

Seaboardを扱うパリジの手がキーボーディストらしくないところも面白いです。ギタリストの手を見てるかのような感覚。この鍵盤をヴィブラートする癖はキーボードでもやっていましたw。

余談ですが、パリジ本人は自分の前世を”鳥”だと思っているようで、空の景色を眺められる飛行機の窓際の席が世界で一番好きな場所だと語っています。とても自由な性格であることがわかりますね。

そんな彼にとってコロナのパンデミックによるロックダウンは相当堪えたようで、音楽を聴くだけで旅ができるアルバム『(Untitled)』をリリースしたほどだそうです。

ちなみに、Marco Parisiの布教活動としてカバー動画まで出しました。

↓Marco Parisi好き過ぎて布教のためにカバーした動画

 

↓こっちが本家

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、俺が知っている天才Marco Parisiをご紹介しました。

この記事だけではまだまだ伝えきれないほど素晴らしいプレイがありますが、芸術的すぎて伝わらない可能性が高すぎなので、今回は観ていて楽しい絶対音感プレイを中心にご紹介しました。

また、天賦の音楽の才能がありながら前世が鳥だと思っていたりとユニークな人でしたね。音楽を聴いて旅をしようという発想もさすがですw。

もちろん探せばまだまだ絶対音感プレイやセッション動画なんかも上がっております。

個人的に、ギターをここまでのレベルでプレイしている方は見たことないです。30年、いやそれ以上先をいっているプレイだと思います。

それでは今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

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