MIKAです。
MASAのギターの音作りはMASAと私の2人でやることが多い。
MASAがギターを弾いているときに、私がアンプやエフェクターのツマミを回して調整する。
昔々、MASAがあるライブハウスでスタッフの人に音を作ってもらったときに衝撃を受けて帰ってきた。
「めちゃくちゃ弾きやすい!!!これなら何でも出来る!!!」 って。
それからMASAの音作りの試行錯誤が始まったわけだけど、私はギターの音も何もわかんないからタッチしてなかった。
試行錯誤しまくってるMASAに、
「何を悩んでるんだろう?ツマミ回せばいいだけでしょ?」
と安易に考えた私も音作りに参加することにしたのが、私が始めたきっかけ 。
MASAの音作りって『聞いて良い音』だけじゃなくて、『弾いて良い音』!
指の感覚までこだわってる!
そんなことも知らずに参加したけど、 そこから長い長い音作りの日々が続くんだよね。。。
まず、音作りってどうするんだろう?とネットで調べてみる。
「trebleは最大2時の方向まで」とか「trebleはMAX」とか色々な情報があって、私が感じた結論は、
音作りはなんでもOK(^O^) 自由!!!
ということで、ネットで調べるのはやめて自分の感覚で、MASAの理想に近い過去のライブの音に近づけていく。
まぁ、こんなもんかな?と「出来た~!!!」と思っていたら、MASAが「爆発力が欲しい」と。。。
はい?爆発力?
その後も
「あふれる感」
「たゆたみ感が欲しい」
「キラキラ感が欲しい」
「もっと柔らかくしたい」
「サスティーンが足りない」
と、次から次に要望が出てくる。。。
「爆発力?」
「あふれる感」
「たゆたみ感?」
「キラキラ感?」
「柔らかく?」
「サスティーン?」
なんのことかサッパリわからない!
試行錯誤しまくってる意味がこの時やっとわかった(*´▽`*)
足を踏み入れてはいけないところに足を踏み入れたのでは?と感じたよね。
何度も何度も長い時間をかけて音作りしていくうちに、爆発力も、あふれる感も、たゆたみ感も、キラキラ感も、柔らかさも、サスティーンもわかるようになってきた!
人間ってスゴイ!!!
そのうち音を聞いていると、頭の中に音が棒の形で浮かんでくるようになった。
その棒のまわりにキラキラと星が輝くようになったり、棒がフニャフニャと曲がりくねるようになってきた。
こんな棒が浮かんでくるとMASAにとって『良い音』らしい。
この棒が曲がらず黄色いシャキンシャキンしたものがまとわりついていると『硬くて弾きにくい音』らしい。
こんな感じ(^O^)↓
私の頭に浮かんでくるものだから音作りの説明にはならないけどね。
私の音作りは、MASAにLOUDNESSのCRAZY DOCTORを弾いてもらい(私にはこの曲が一番わかりやすい)、バッキング、ソロを聞きながら、treble、middle、bassのバランスをとる。
その後、ピッキングハーモニクス、トリル、サスティーンを聞きながらたゆたみ感、キラキラ感、柔らかさを調整していく。
たゆたみ感、キラキラ感、柔らかくしたい、サスティーンを出したいときはbassを上げる。
音が硬くてキシキシしている時はmiddleを下げる。
爆発力を上げるにはmiddleを上げる。
あふれる感は3つのバランスかな。
こんな感じ。
同じ型番のアンプであっても別のアンプであれば調整は変わってくるし、同じアンプで場所の都合で横向きに置いてあると音は変わる。
音作りって奥が深いよね~~~。
ライブ情報
2024.12.21(土)
『Mash-UP』
熊本Django
OPEN 1830 / START 1900
ADV ¥1,700 / DAY ¥2,000
※別途1ドリンク ¥600
ツイキャス配信 ¥1,700
VARS 最新動画